数百年以上も前から、これインカ帝国の頃です。
ペルーのアシャニンカ族という部族がいて、
このひとたちは、キャッツクローっていう木が、様々な病気の治療薬になるということを知っていたのだそうです。
彼らは「健康を守る植物」といって古くから利用したと言い伝えられています。
キャッツクローは近年科学的に研究が進んでいて、いろいろなことが証明されているんだそうです。
一つには、「オキシインドールアルカロイド」という成分が発見されて、これは免疫系を刺激して白血球などを増強させて
免疫を強化する働きがあるということ。
また、アレルギーや神経性気管支炎の治療に有効であるということも証明されたそうです。
それから、胃炎、胃潰瘍、大腸炎、癌、関節炎、リウマチ、アレルギー、糖尿病、生理不順、ポリープ、痔、ヘルペス、全身性カンジタ症、慢性疲労症候群などなど、これ、ほとんど何でもって感じがしますが、これらに優れた薬効があることがわかったんだそうです。
また、精神を抑制する必要のある疾患の治療にも有効とされて、実際に使われてきたのだそうです。
これ、すごいことですが、本当でしょうか?って、本当みたいです。でも、人によって感じ方は違うのでしょう。
もう一つすごいことでは、腸管全体を清浄化する作用。
1992年に、ブレンド・W・デービス博士の論文で、150人以上の患者を対象にこのキャッツクローを投与したところ、クローン病、寄生虫疾患、炎症生腸疾患など、胃腸病の治療に効果があったそうです。
結論としては、「いかなるものでも治療できないような重症の腸障害を解決する能力をキャッツクローは持っている」としたんだそうで、すごいとしか言いようがありません。
他、いろいろな研究の上で、中国産の漢方薬よりも優れた有効成分と即効力がある、と述べられています。
長年言い伝えとされてきた効果が、科学的な裏付けがされてきた、ということですね。
そして、なんと1994年にジュネーブで開かれたWHO(世界保健機構)で、副作用のない抗炎症剤としてみとめられたのだそうです。
このすごい植物をほっとくわけにはいきませんよね。
こんな万能な植物が、家の中にあるだけで安心します。
守ってもらえてるような感じがします。
ただ、主に南米ペルーの標高400~800mのアマゾンの奥地に自生している木で、直径20cm 高さ20~30mになるので、
残念ながら家の中は無理ですね。
このキャッツクロー、同種の仲間が200種類以上もあるのだそうで、見ただけでは区別がつかないものもあります。
ペルーの原住民は、何百種の中からでも判断がつくそうですが、出回っているサプリメント、本当のキャッツクローかどうか
しっかり化学調査を行なっているみたいですよ。
もし、キャッツクローのサプリを飲んでいる方がいらしたら、よく調べてみてください。
偽物がいっぱいあるのかもしれませんよ。
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