色っていうのは、
光が物に当たって反射したものなのです。
その反射した波長がいろいろあって、
赤・黄・青・緑・紫などに見えるのですね。
シュタイナーによると
物質界と霊界の間に
色と光と熱があるのだそうです。
色は物質界に一番近くて、しかも霊界に通じているのだそうです。
色には、
物質の表面に固着している色と
空中に浮遊している色とがあるのだそうです。
固着しているものをピグメントといい、
冬しているものをティンクトゥーラと言うのです。
空とか水とかの色はティンクトゥーラです。
闇に光が射すと青
光が闇を通すと黄
の
ティンクトゥーラ
で、
混じり合うと
緑なのです。
どうも、この緑という色
植物から染料として撮ることができないみたいです。
闇の中の青と、光の中の黄を混ぜることによってできる色ということです。
言ってることが難しくて、
よくわからなくなってきましたが、
要するに
植物は緑に見えるのに、
緑じゃない、
ってことですかね。
要するに
物質そのものと色との関係は光の反射によるもので、
物の色はあくまでもイメージということになるんでしょうかね?
私たち人間は、視覚に非常に頼って生きていますね。
嗅覚も聴覚も触覚も味覚も五感すべてを使えるのに
視覚にばかりを使っていませんか?
何よりもINSTAGRAMが大流行り!
なんでもすぐに ”かわいー” っていいますね。
見た目に頼ると
そのものの本質が見えなくなってきます。
因みに、色の身体へ与える影響とは
赤:血行を良くし、熱を作り喜ぶ色と言われています。
橙:身体と知性の両方に作用して、活気付け、疲労回復効果がある。
黄:エネルギーに満ち、知性を刺激する。
緑:心を鎮め、感情を和らげ、幸福感をもたらす。
黄緑:感情を落ち着かせ、回復力があり、落ち着かせる。
青:心や身体を落ち着かせ、冷ます作用があり、殺菌作用がある。
紫:宇宙意識や想像力の覚醒をもたらし、身体を軽くする。
これらの意味は、
色によるものと言うよりは、
光を反射するピグメントの持つ成分によるものではないでしょうか。
それを色として例えられて、
効果が期待されたのでしょう。
だから、昔から太古の儀礼や儀式で利用され、
効果を期待してきたと言うことで、
漢方や生薬などは
それを染料としても使ってきたと言うわけですね。
「色」は命を支えるものなのでしょう。
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