地球上の人口は67億に達し、さらに増え続けていますよね。
オーガニックな素材というのは私たちの身体に良いことは確かなのですが、今となってはとても多くの人々が安心してオーガニックな生活を送るということは難しいのです。
それどころか満足に食べていくことすら難しくなってきているわけです。
食料をなんとか供給していくために遺伝子組換えの技術が導入されているのかもしれませんよ。
実は、オーガニックなことだけを考えれば、環境にとって万全かというとそうとも言い切れないようなのです。
たとえば綿や麻の栽培は広大な農地が必要で、それは動植物たちの住処を奪うことになってしまいます。特に綿はとてつもなく広い農地を必要とし、それによって森林の伐採も起こるわけです。
それに比べてナイロンやポリエステルなどの石油化学繊維は、限りある化石燃料を使い、CO2を吐き出しますが、動植物の生態系を圧迫することは極端に少なくなるのです。
化学にもたくさんの長所があると考える必要があるのだと思います。
要するにどちらにも長所と短所があるわけですから、その良いところをお互いに秩序を守りながら利用し、全てにとってバランスのとれた状態を保つことが一番だと考えます。
重要なことは、欲求を満たすことばかり考えないこと。
私たちの自制心(SELF CONTROL)が重要となるのです。
本来の暮らしの中で、必要な事、不要な事を自分できちっと精査できなければなりません。
最近流行りの " 断捨離 " ですね。
現代は欲しいと思うモノは幾らでも手に入れることはできるようになりましたね。
でも、それは欲を満たす事を優先したモノばかりであって、事から満足するモノにはなりません。
元々の必要なコトから考えだしてきたモノでしたが、裕福になるにつれ逆になってしまったわけです。
物欲の時代はもう終わりましたね
私たちの生きて聞く上での心の価値はモノでは埋められないのです。
Ethicalなコトづくりを目指しバランスを取ることで、これから先の100年の暮らしのベーシック(基礎)を築くことができるのではないでしょうか。
人生100年とあれば、健康でさえいれば今までほど慌てず急がず、もう少しゆっくりとした時間の進み方が楽しめるのだと思います。慌てずに、質の高い質素な暮らしを創っていきましょう。
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